前回のホーム柵、色々違和感あったので汚し等でなじませる。

クレオスのウェザリングカラーのグランドブラウンとラストオレンジを使用して使い古されたコンクリのホームと柵からの錆ダレを表現してみたが、錆ダレは思ったほど目立たんなぁ。。。このクレオスのウェザリングカラーは油彩ベースだそうで、非常に伸びが良くて最近お気に入り。

もういっちょ。線路の渡り板だが、なんだかアッサリし過ぎかなーと思い、リベットスタンパーでボルトで止まってる風を表現。まあ実物とは凹凸が逆なのは見逃してもらおう。
そしていよいよこのモジュールのランドマーク、「壁」を作る。壁がランドマークってのも何だよ!って感じではあるが。。。今回のモジュールは駅のホームの後ろにでっかい壁が立つ。しかも結構朽ちかけの。

まずはスチレンボードを切り出し。四角いパネルを格子状のパーツで挟み込む。
わざわざ四角いパネルをバラバラにカットしたのは、そのほうがパネル毎の不均一感が出るかな?との目論見。

パネルをはめて組む。
この時にスチレンボードを引っかいたり、エッジをめくったりしてダメージ表現しておく。

んで、いつもの通りモデリングペーストを塗りたくる。微妙に右側の壁の穴が違うのは初めのが気に入らなかったので作り直した。たぶん誰も気にしないと思うが。。。
で、賢明な方はお気づきかと思うが、「2つ空いてるパネルはなんやねん!?」って話だと思う。まあ完全に崩れ落ちたパネルとしてもいいのだが。。。
実はこの壁には直接壁に描かれた古ぼけた看板?というか壁にペンキで書いた広告的なものがはまる。しかも経年劣化で剥がれ落ちて何が書いてあるかははっきりとは分からない感じがいい。

それを表現するために最初にトライしたのはボール紙にモデリングペーストを塗り付けて、これにインクジェットプリンタで印刷する方法。これは見事に玉砕。インクを吸わないため散々な結果になった。散々すぎて写真もない。
自作デカールや特注インレタとかも考えたが、ベースがコンクリ壁ってことでボコボコしてるためきっとうまく貼れないことが予想されるのでこの案も却下。
途方にくれて画材屋を彷徨っていると、見つけましたよ。

紙の表面にテクスチャが再現してあって、なんか壁っぽい感じだ。しかもインクジェットでの印刷もOKとな!

これならいけるかも!!他のパネルと違和感なくはまるかはわからんが、もうこれしかない。これがダメなら諦める!

ってことでまずはイラレで壁面広告を書く。程よく剥がれた感じもこの時点でデザインしておく。

切り出してスチレンボードに貼り付け。

あらかじめ塗装しておいた壁の空パネル部分に装着!!
お、いいんじゃないか??広告部分のパネルの背景が白いのは、広告部分はそもそも背景を白くペイントしてあるのでこれで構わない。ウェザリングなんかすると今よりもっと何が書いてあるかはわからなくなるだろうが、まあそれはそれで。。。

モジュールに仮装着。汚してないので壁だけ浮きまくってるが、まあこんなもんでしょう。
「壁」が印象的な駅と言えば、私の中では加越能鉄道時代の高岡軌道線、現在の万葉線の「六渡寺駅」なんかがそう。今回はそこではないが、そろそろプロトタイプがバレそうだな。。。
今日はここまで ノシ
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